受験対策

【東大理系受験生向け】高校3年間の勉強計画 数学編

こんにちは、現役東大生のアヅマです。

皆さんは勉強の計画を立てていますか?効率よく志望大学に合格するためには自分に合った計画を立てる必要があります。

今回は塾に通うことなく東大に現役合格した僕アヅマが、非中高一貫校生向けに東大数学の勉強計画を紹介したいと思います。

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はじめに

「勉強計画なんて必要なの?」「学校で言われた通りに勉強すればいいじゃん」と思っている人いませんか?

実はそうではないんです。

非中高一貫高校に通っている人の場合、学校の進度通りに勉強していては東大受験にとても間に合いません。一般的な公立高校の授業のペースは、毎年東大に何十人もの受験生を送り出している有名進学校のそれとは比べものにならないのです。特に数学は有名進学校の授業の進みがはやく、中には中学3年の時点で高校3年の範囲まで全て終えているという学校もあります。

一般的な公立高校でダラダラと授業をしている間、彼らは高校3年間ずっと東大に特化した演習を積むことができるのです。

中には有名進学校並みのペースで授業をするという塾もありますが、指定高校以外お断りというところが多いです。つまり普通の高校から東大を目指すには自分なりの戦略を練って勉強する必要があります

そこで参考までに僕が高校生時代に立てた勉強計画を紹介したいと思います。あくまで一例ですので、以下の計画通りに勉強しなければ東大に受からないという訳でなければ以下の通り勉強すれば合格するという訳でもありません。自分の実力に合わせて演習量や予習の時期を変えるのがいいと思います。

高校1年生の時

方針:高校1年生の時点では、授業の進路より少し早いペースで学習し、学校の定期試験に備えつつ予習もしっかり行う。数IAを入試基本レベルまで固めてから数IIBに移るようにする。

数学IAの教科書をザッと見る(〜高1夏休み前)

まずは教科書を読んで基本的な用語や大まかな解法を覚えます。この時点では全ての内容を完璧に理解しようとはせずに、どんなことを高校数学で学ぶのかを確認する程度でいいです。章末問題などは授業で解くと思うので例題だけ読んで次の段階に移りましょう。

数学IAの青チャートで解法暗記(〜高1夏)

教科書をザッと読み終えたら、青チャート(通称:青チャ)の例題をやります。解くのはページ上部の例題のみでいいです。ページ下部の練習問題や総合演習まで解いていると、問題数が多すぎて時間がなくなるので、例題だけで十分です。

青チャートの例題は高校数学の基本的な解法が網羅されています。そのため問題を見たらすぐに解法が頭に浮かぶようになるくらい完璧に覚えましょう。はじめはほとんど不正解ということもあるかもしれませんが、ショックを受けることなく、解説を読みましょう。間違った問題には印をつけ、次解く時には間違った問題のみを解くようにしましょう。短期間に何周もやれば割と早く覚えられるはずです。

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1対1で入試基礎の問題演習(高1夏〜冬)

青チャートで基本的な解法を覚えたら『1対1対応の演習』(以下、1対1)に取り組むのがいいでしょう。青チャートは定期試験のみで問われやすい問題も多く掲載されているのに対し、1対1は入試基礎問題に特化した問題集です。青チャートに比べて難しい問題も多いですが、入試必須の解法が詰まっているので、青チャート同様完璧になるまで演習しましょう。僕の場合は時間がなかったので例題のみをやりました。

数学IIBの予習を始める(高1冬〜)

高校1年のうちに2年の範囲の予習をしておきましょう。僕の場合、数学IIBの教科書を書店で早めに購入し、数学IA同様ザッとみて予習しました。一つの単元を読むごとに青チャート、1対1に取り組んで理解を深めるようにしましょう。1年終わりまでに数学IIBを半分くらい終えていると安心です。

高校2年生の時

数学IIBの予習を終わらせる(〜高2夏休み前半)

高校2年の夏休み前半までに数学IIBの予習を終わらせるようにしましょう。もちろん青チャート、1対1までです。

数学IIIの予習をする(高2夏休み〜高2終わり)

独学で勉強するのは厳しいかもしれませんが、2年の夏休み後半から数学3の予習を始めます。数学IAIIB同様、教科書→青チャート→1対1の順に予習します。あまりにも解けない時には『初めから始める数学』(通称:はじはじ)など易しめな参考書を使うといいでしょう。数学IIIの予習は2年生のうちに終わらせておきたいです。

高校3年生の時

方針:難関大の入試問題で応用力をつけるとともに、入試過去問や模試問で東大形式に慣れる。

入試標準レベルの問題集を始める(高3はじめ〜)

高3になったら『やさしい理系数学』や『新数学スタンダート演習』といった入試問題集を始めます。今まで問題集に比べて格段に難しくなりますが、ひるむことなく取り組みましょう。これらの問題集をやりつつ、過去問や模試問も平行して解くようにします。

模試の過去問や難関大用問題集をやる(高3はじめ〜)

高校3年の夏と秋には各予備校主催の東大模試が開催されます。それに備えて東大模試の過去問や 『新数学演習』や『東大数学で1点でも多く取る方法』などの難しめの問題集を解くことをオススメします。模試の過去問は桁違いに難しいですが、落ち込むことなく学習しましょう。

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2次過去問を解く(高3はじめ〜)

東大の問題形式に慣れるため過去問演習をしておきましょう。東大は似た形式の問題を出題することが多いので過去問演習は効果絶大です。過去問を解く際は、必ず時間を計って解くようにしましょう。本番では時間内に最大限の実力を出せるかが鍵となります。そのため解けそうな問題を見つけ出し、確実に得点することが重要です。入試直前にやるために2、3年分は残しておくといいでしょう。

センター対策をする(高3冬)

センター試験が近づいてきたらセンターに特化した勉強をするようにしましょう。ただ、東大入試においてはセンターの点数配分は小さいため、試験直前に過去問を数年分やればOKだと思います。効率よく東大に合格するためには2次試験の勉強に時間を割いた方がいいのでセンターは足切り回避できれば十分です。僕の学校ではセンター対策ばかりやっていたので特別に問題集を買って自宅で勉強するようなことはしませんでした。

合格する

あとは合格通知を待つだけです。これ大事。

終わりに

今回は高校3年間の勉強計画を紹介しましたが計画には修正がつきものです。多少計画よりも遅れてしまっても焦らなくて大丈夫です。常に計画通りに学習が進んでいるか確認し、必要に応じて計画を修正するようにしましょう。

以上アヅマでした。

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