受験対策

現役東大生が教えるケアレスミスのなくし方

こんにちはアヅマです。

定期試験などで「満点とれるはずだったのにケアレスミスで失点してしまった。解ける問題だったのにー」などと思った経験はありませんか?(アヅマは結構あります)

実力はあるから問題ないといって片付けてしまうと足を掬われることになりかねません。

今回はよくあるケアレスミスとその改善方法を紹介していこうと思います

ケアレスミスとは?

ケアレスミスは”careless mistake“という英語が元になってできた言葉で「注意していれば防げたはずの間違い、失敗」と意味です。似た意味を持つ言葉には「見落とし」「凡ミス」などが含まれます。つまりケアレスミスとは暗記不足、計算力不足によるミスではなく、単なる不注意によって引き起こされるミスです。こんなつまらないミスで受験に不合格しては必ず後悔します。

間違いの種類を把握する

「私、ケアレスミス多いんだよねー」って言う人に「例えばどんなミスするの?」と尋ねると大抵の人が答えに困ってしまいます。そうです。自分がよくやる間違いを把握してないために同じ過ちを繰り返しているのです。入試ではたった1点が命取りとなります。つまらないミスで失点しないように、ケアレスミスをする度にノートに書き留めるなどして、どんな間違いをしやすいのか一覧を作っておくと良いです。以下にありがちなケアレスミスの例を挙げておきます

問題文の読み落とし

例えば数学で「以下の条件を満たす範囲を図示せよ。また、その面積を求めよ」という問題があったとします。この時「また」以降の設問に答えるのを忘れる人が案外多くいます。問題文の答えるべき箇所(上の例では「範囲を図示」と「面積」)を丸で囲むなど対策しましょう

不適切な答え方

例えば「記号で答えよ」「以下の語句を用いて答えよ」といった問題に対して指示と異なる答え方をすると減点対象になるので注意しましょう

東大入試での切り取りミス

東大入試では解答用紙の一部に選択科目を切り取る箇所があります。例えば物理を解答する場合、解答用紙の物理と書かれている箇所を切り取って物理の答案を書きます。しかし東大受験では120分に2科目解答するという形式のため、物理用の解答用紙に化学の答案を書いてしまう、といったミスが起こり得ます

センター数学IとIA

センター試験の数学では配布される問題冊子の前半には数学I、後半には数学IAが掲載されています。 多くの大学では数学IAを解く必要があるので、試験開始後焦って冊子のはじめの方から解き始めると悲惨な結果を招くこととなります

マークずれ

センター試験や東大英語に多いのがマークずれ。序盤の問題でマークずれを起こすと大量失点につながります。マークするときは必ず問題番号を確かめてから塗る習慣をつけましょう

マーク飛ばし

「この問題分からないから後で解こう」などと思ってマーク欄を空白にすると、次の問題を解くとき前の問題の欄を塗りつぶしてしまう可能性が大いにあります。分からない問題があっても空欄にはせず適当でも良いのでマークするようにしましょう

本番に慣れる

ケアレスミスは緊張や焦りなど不安定な精神状態に起因します。本番で取り乱さないためには、本番を意識して学習することが大切です。私の場合は過去問を解く際、実際の解答時間内で解くのはもちろん、解答用紙も本番に近いものを使っていました。東進の東大本番レベル模試など本番の形式に近い模試も開催されているので受験することをオススメします

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見直しをする

解答終了後まだ時間があるなら、必ず見直しをするようにしましょう。しかし中には何回も見直しをしても間違いを発見できないという人もいると思います。私もその一人でした。ケアレスミスが多い人に共通して見られる特徴として、自分の解答が当たっていると思い込んで見直しをしてしまうということが挙げられます。絶対に何らかのミスがあると思って間違い探しをする感覚で見直しをすると良いでしょう。